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2011年6月27日 (月)

目で見て感じなければわからないこと~被災地に行って その2~

続いて我々が向かったのは塩釜から33km離れた石巻市。
 
こちらで依頼を受けた会社の社屋も被災に遭い、移転を考えている。
 
移転予定の建物での打合せを終え、現社屋に移動しようとしたところ、相手の社長さんが言ってきた。
 
「まだ被災地見てないでしょ?ご案内しますよ。」
 
我々は車に乗り込み、社長の誘導に従って海岸に向かった。
 
そこには想像を絶する世界が広がっていた。
 
 
   ・・・ なにもない ・・・
 
 
Dscn0513
  
家屋は完全に流され、ガレキ以外何もない。
 
Dscn0537 住宅街が・・・
 
画像や映像では何度も見た光景だが、実際にこの地に来てみるとその圧倒的な衝撃に言葉が出ない。
 
写真では到底伝わらない、伝えられない現実。
 
Dscn0543
 
そしてここに足を踏み入れることを拒絶しているかのような、一面に漂う強烈な異臭。
  
信号すら流された交差点のほとんどで誘導する警察官。
 
火事で焼け落ちた学校。
 
Dscn0532
 
鉄骨だけ辛うじて残った幽霊屋敷のような建物。
 
Dscn0533 
 
逆さまになった巨大なタンク。
 
Dscn0559
 
段差だらけの道路。
 
他県ナンバーのパトカーが走り回り、自衛隊の車とも頻繁にすれ違う。
 
Dscn0573 避難所で生活する人々
 
流されて使えなくなった車は積み上げられ、
 
Dscn0544 
 
川沿いに延々と続く途方もない量のガレキの山。
 
Dscn0526 奥に見える壁はすべてガレキ!
 
それはとても処理しきれず放置されるばかり。
 
Dscn0560 
 
「この震災で一番被害が大きかったのが石巻なんですよ。」
 
そう話す社長の言葉がとても重い。
 
ここは本当に日本なのか?
 
本当に復興できるのか?
  
我々は何をしたらいいのか。
 
何が出来るのか。
 
何をすべきなのか。
 
ただただ自問自答するばかり。
 
およそ30分ほどの駆け足での視察だったが、あまりの衝撃の凄まじさに現実を受け入れることが出来ない。
 
・・・続く。
 

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